2012年 01月 26日
無錫・蘇州・上海フォトログ 1/12 |
中国の旧正月の前後に、無錫、蘇州、上海を旅行しました。
最初の訪問地は、江蘇省南部の無錫にある太湖です。無錫は、漢の時代に鉱山が掘り尽くされ、錫が採れなくなったのが地名の由来だそうです。
無錫影視城
太湖のほとりにある中央テレビ局のロケ地。晦日のため、観光客は少なく、お土産屋も1軒しか開いていません。小雪まじりの中、門の前に立つ衛兵も、心なしか寂しげでした。
三国志演義では、蜀の劉備・関羽・張飛の3人が義兄弟となることを誓ったことを「桃園結義」と称しています。桃の花が造花のところが、いかにも中国らしいとは、ツアーで一緒になった人の弁でした。
呉の孫権の王宮。有料で女官と一緒に写真を撮ることができます。
太湖遊覧
長江デルタ地帯に位置する太湖の大きさは、中国で4番目、琵琶湖の3.5倍です。太湖の「太」は、「大きい」「凄い」という意味です。それで、中国人の奥さんを「太太」と呼ぶそうです。そのような家庭では、当然ながら朝食などの用意は、夫がします。ニュージーランドでは家事に協力的な夫を「キーウィー・ハズバンド」と呼びますが、中国では奥さんの方にニックネームが付いていることにニュアンスの違いが出ています。
真珠店
太湖は、淡水真珠の産地です。
淡水真珠は、貝に核を入れないため、粒の大きさは総じて小さく、1つの貝から真珠が20~40粒も採れます。ネックレスなどの装飾品ならないものは、真珠クリームの原料に使われます。真珠店では、ベテラン従業員が貝をさばいて、クリーム関する口上を述べた後、売り込みをかけました。クリーム6個で1万円、さあ、買う人は手を挙げてと迫りました。もちろん、誰一人として手を挙げません。そこで、2個足して、8個で1万円でどうだ、これでだめなら、もう1個おまけして9個だ。寅さんなら、ここでもってけドロボーと言う場面ですね。残念ながら、今回の客は“しみったれ”ばかりなので、1つも売れませんでした。
最初の訪問地は、江蘇省南部の無錫にある太湖です。無錫は、漢の時代に鉱山が掘り尽くされ、錫が採れなくなったのが地名の由来だそうです。
無錫影視城
太湖遊覧
真珠店
太湖は、淡水真珠の産地です。
#
by taro26jan12
| 2012-01-26 21:12